2013年12月31日

ubuntuでワイヤレスマウス

ThinkPad Edge E145ですが、ubuntu(13.10)をインストールして、すっかり安定稼動しているわけなのですが、ここ最近の生活ぶりとして、2つのオフィスをいったりきたりしながら仕事しており、なおかつ一回行けば、その先でそれなりに長い時間いるということもあり「マウス使いたいな」と言う欲求がふつふつとわきおこってきました。

とりあえず、ワイヤレスマウスというのはやっぱり専用のドライバーが必要だったりなんだったりと、今でもちょっと接続への敷居が高いものです。

海外の情報源でもあまりubuntuでWireless Mouseなんて使っている人がいないようで、さっぱり情報がないようで、情報がみつかりません。

そんなわけで、あたって砕けてもいいやってことで、いくつかの条件を決めて、人柱になってみました。

経験則として、以下の条件にあうものを選びました。

  1. WindowsやMacで専用のドライバーを必要としないもの
  2. 2.4GHzのUSBアダプタ経由で接続するもの
  3. とにかく小型であること
  4. 1500円以下
1つ目は、専用のドライバーを経由しないものであれば、おそらく「オーソドックス」なインターフェイスを経由していると考えられるわけで、ubuntuでも普通にサポートされている可能性が高くなるわけです。

2つ目は、Bluetoothの方が?と思う人も多いでしょうが、僕はノートPCにBluetoothを搭載していません(笑)

3つ目は、個人的な趣味として大きいと、実際に使えるようになっても持ち歩かなくなるから。

4つ目は、ポイントカードに1500ポイントぐらいたまってたから(笑)

そんなわけで購入したマウスがこちら。


Logicool Wireless Mini Mouse m187です。Logicoolのmではじまる型番のものがいわゆる「エントリーモデル」のマウスになっていて、特殊なドライバーを必要としていません。実売価格は1280円とか、そのぐらいで、まぁ万が一失敗しても我慢できる金額です。

さっそく開封して、ターミナルを開き

$ tail -f /var/log/syslog

して、ワイヤレスレシーバーを差してみました。


Dec 31 14:37:08 note kernel: [41411.358531] usb 5-1: Product: USB Receiver
Dec 31 14:37:08 note kernel: [41411.358535] usb 5-1: Manufacturer: Logitech
Dec 31 14:37:08 note kernel: [41411.366970] input: Logitech USB Receiver as /devices/pci0000:00/0000:00
:12.0/usb5/5-1/5-1:1.0/input/input20
Dec 31 14:37:08 note kernel: [41411.367293] hid-generic 0003:046D:C52F.0008: input,hidraw0: USB HID v1.
11 Mouse [Logitech USB Receiver] on usb-0000:00:12.0-1/input0
Dec 31 14:37:08 note kernel: [41411.374703] input: Logitech USB Receiver as /devices/pci0000:00/0000:00
:12.0/usb5/5-1/5-1:1.1/input/input21
Dec 31 14:37:08 note kernel: [41411.375085] hid-generic 0003:046D:C52F.0009: input,hiddev0,hidraw1: USB
 HID v1.11 Device [Logitech USB Receiver] on usb-0000:00:12.0-1/input1

USB HIDとして汎用のドライバーを経由してReceiverが正常に認識されたようです。そんじゃってことで、電池いれて電源ONということで、なんの問題もなく動作しました。

ちょっと、マウスカーソルの動きが遅いような気がするので、設定をちょこっといじって、縦長のページをホイールスクロールなどしてみましたが、問題なさそうです。

これで気持ちよく札幌に里帰りできそうです(笑)

2013年12月23日

福引でマグカップを当てた


今日は3連休の最終日。クリスマスにあてこんで、いろんな福引の類がたまっていたので、まとめて引いてきたのですが、いろいろあてた中の1つで、こんなものが当たりました。

要は、ちっこい真空断熱の湯呑み(?)みたいなもの。

今日の夜、ギネスビールを呑んでみたのですが、温まらずにいい感じ。何より結露しないのがいい。今、会社でガラス製のカップを使っているのですが、冷たいものを入れると結露するのが気になってたので、明日からこれを会社に持ち込もうと思います(笑)

実際には700〜800円ぐらいのものなんでしょうが、こういうのって自分でお金を払って買うかっていうと買わないから、もらうとうれしいものです(笑)

2013年12月21日

ThinkPad Edge E145を購入した

仕事で、ちょっとLinuxを持ち歩いて開発をしたいということが、ここ最近多く、MacOS Xでも良かったのですが、実行環境でコンパイルしなおしたりと、いろいろと面倒なことが多く、ちょっと安く入手できる機会があったので、思いきって、ThinkPad Edge E145を購入しました。



今は、写真のようにThinkPadはIBMではなくlenovoの商品なんですが、手触りとかそんなに質感が悪い感じはしないですね。キーボードは昔のIBMのキーボードとは違うものになりましたが、昔のあの「かちっ」としたキーボードは正直なところ、あんまり好きではなかったので、このキーボードの方がいい感じがします。

大きさは、11.6インチ。この前に使っていた、MacBookAirから見ると大きさは、ほぼ同じなんですが、やっぱり厚みがあるので、ちょっとかさばる感じがします。重さも300gぐらい重いのですが、まぁ、ゆるせる範囲内って感じです。

今は、みんなBTOでの購入なので、こんな仕様です。
  • CPU: AMD A4-5000(1.5GHz)
  • GPU: AMD RADEON HD 8330
  • メモリ: 8GB (4GB x 2)
  • キーボード: US仕様
  • HDD: 500GB(5400rpm)
AMD A4-5000という、一般にはなじみのないCPUが採用されていますが、これはちょっと前に良くサーバーなんかに利用されていたCPUの類型のもので、64bitのQuad Coreです。Quad Coreの64bit CPUでメモリを8GB搭載したものが、安価(10万円以下)に入手できるというのは、おそろしい時代です。キーボードは昔からの習慣にすぎません。実は、これが選べるから「買おうかな」って気持ちになったところは大きいのですが。

ちなみに、結構、保証プランが充実していて、追加で2万円ほど支払って、落下や水没なども保証してもらえる保証プランに加入しています。持って歩くしね。

OSは普通の人は、Windows8ってことになるんでしょうか。リカバリーディスクを作るために一回だけ起動しました。

Ubuntu 13.10をインストールしてあります。

普通のインストールディスクからはインストールできません。今どき、Ubuntuと言えども、インストーラがGUIなので、RADEON HD 8330なんていう最新のものに対応しているはずもないので特殊な方法を取ります。

Ubuntu 13.10に限りませんが、Alternative CD imageというものが用意されています。これのamd64のブランチのmini.isoをCD-Rに焼きます。これは、インストーラをCUIで起動して要するに必要なものを全部ネットワークから持ってくるインストーラディスクなので、ネットワーク環境が必須です。可能なら有線のDHCPを利用できる環境で実行する方が良いでしょう。

とにかくこれでkernelを起動してください。あとは、ネットワークにつながっているのでなんとかなることでしょう。:)

GPUが最新すぎるので、ディスプレイドライバーは追加でfglrx-updatesをインストールする必要があります。これさえインストールすればGUIが起動するので、本当になんとでもなると思います。あとは、WiFiのドライバーは、メーカーのページからソースコードを持ってきてコンパイルする必要があります。2013年12月10日時点では、Ubuntu 13.10には対応していませんが、エラーとにらめっこして、ちょっとパッチあてればコンパイルできます。ネット上にパッチもころがっていると思うので検索すればなんとかなることでしょう。私は、自分で適当にパッチあてて動かしています。

ここまで来てしまうと、もうあとはWindows使ったりMacOS使ったりするのとあんまり変わりません。良く「重い」と言われているUbuntuの標準デスクトップ環境のUnityですが、このノートでは重いということもありませんので、そのまま使っています。Google Chromeいれて、Sylpheedいれて、Terminalカスタマイズして、VLCいれてってすれば、もうまったく同じですw

ちなみに、MacOSとの兼ね合いで、ちょっとした操作方法が気になったのがファイラー的なファイル操作のものなんですが、Marlinというのをインストールすると、きっと幸せになれるでしょう(笑)

一昔前だったら、「やっぱりoffice文書が」ってなったんでしょうが、最近は、OpenOfficeとかLibreOfficeとかでなんとでもなりますね。Ubuntuは標準でLibreOfficeが使用できるので、そのまま利用しています。

これで通勤途上で、gccでコンパイルしてデバッグしたり、プログラムのテストをローカルで実行したりして、ちょっと通勤時間が有意義になったのでした。もっとも、寝てることのが多いけどね(笑)