ここのところトラブル続きです。
「最近、なんか良くハングアップするなー」と思っていたのですが、先日、とうとうログインしたらマウスは動くものの画面のどこをクリックしても一切反応しなくなりました。
こういう時のために、sshdを動かしてあるので、他の端末からsshでログインしたところログインは正常にできており「おや?」となりました。
とりあえず、/homeの下をバックアップして、OSを再インストールすることにしました。ところで、世間では14.10とか15.04とかも出ているのですが、私としてはLTSを使い続けたかったこともあり、あえて14.04のDVDで起動しました。
パーティションそのままで/homeを残して再インストールしたところ「やったーログインできたー」となったのですが、設定をしているうちに再度同じ症状がでました。
なので、こんな風にして、細かく分析してみました。
ホームディレクトリを/home/hogeとすると、これを/home/hoge_oldにmvして、/home/hogeはファイルがない状態にしました。そしてステップバイステップで設定していくと、ついに原因がわかりました。(話が長いな(笑))
かな漢字変換が原因でした。
私は、Ubuntuの標準であるfcitxではなくuimをuim-skkとセットで利用しています。これはプログラムを書いているときに、意味のある分節変換は入力のリズムが狂うので、単語レベルでの変換だけのSKKを愛用しているからなのです。
uimとuim-skkをインストールして、システム設定→言語サポートの「キーボード入力に使うIM」の項目で「uim」を選んでいたのですが、ここでuimを選ぶと.xinputrcが自動で生成されるのですが、この状態になるとログインできなくなります。
「キーボード入力に使うIM」は「何も選ばない状態にして、.xinputrcを手書きしたところ問題なくログインできました。
その後、症状は出ていないので、しばらくこれで運用したいと思います。まぁ、OSをきれいにインストールしなおして、きれいになったのは別の意味で良かったかもしれないと自分を納得させています。